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夏に起こりやすい皮膚トラブル

夏に起こりやすい皮膚トラブル

皮膚病
肌の露出が増える夏は、皮膚にとって過酷な状況といえます。紫外線による日焼けをはじめ、大量の発汗によって汗に含まれる尿素やナトリウムが引き起こす炎症、さらには虫刺されなどが代表的な肌トラブルです。

また、皮膚の感染症が起こりやすいのも夏の皮膚トラブルの特徴です。カビなどの真菌が繁殖しやすい高温多湿の状況で、さらに夏バテによる体調不良から免疫力が低下し、皮膚の感染症にかかりやすい状態になります。

皮膚トラブルを防ぐには?
日焼け対策や虫刺されを防ぐには肌を露出させないことが一番です。そして日焼け止めクリームや帽子、日傘の利用で紫外線対策をとることはもちろんですが、体を清潔に保つことが最も大切です。シャワーや入浴は、汗によるベタつきを取り除くだけでなく、皮膚を清潔にすることが、感染症を防ぐ上でとても重要なのです。
だからといって肌をゴシゴシと強い力でこすると、紫外線からのバリアーである皮膚の角質まで傷つけてしまうので注意が必要です。

皮膚トラブルを起こしてしまったら
かゆみの場合は、とにかく「かかない」こと。かくことで一時的にかゆみは治まりますが、それは患部を麻痺させただけ。かくことは皮膚を確実に傷つけるので炎症を悪化させるだけです。そのため患部を軟膏で塗り、ガーゼで保護して拡大を防ぎます。かゆみがひどい、あるいは薬を塗っても回復しないようであれば、早めに皮膚科を受診しましょう。

梅雨の時期に注意! 感染症とは

●梅雨の時期に注意! 感染症とは

空気や水、口にする食べ物をはじめ、人間や動物の体内に至るまで、私たちの周りにはたくさんの微生物があふれています。ほとんどは無害で人と共存していますが、一部には体内に侵入したり、皮膚上で増殖したりすることで病気の原因となる微生物も存在します。

これが、いわゆる病原体です。「感染症」とは、こうした病原体によって引き起こされる病気の総称を指します。そして、梅雨時は病原体となるカビやダニといった微生物の活動が活発化するため、人体に悪影響を及ぼすことがあるのです。
日本家屋に多い!? カビによって発症する「夏型過敏性肺炎」

湿度の高い日本の夏にはおなじみの肺炎といわれるのが「夏型過敏性肺炎」。原因は「トリコスポロン」というカビで、日が当たらない古い木造家屋のような環境に発生します。

吸い込むことでアレルギー反応が起き、痰のからんだ咳がとまらなくなったり、発熱したり、夏風邪のような症状が何週間も続きます
日本家屋に多い!? カビによって発症する「夏型過敏性肺炎」

湿度の高い日本の夏にはおなじみの肺炎といわれるのが「夏型過敏性肺炎」。原因は「トリコスポロン」というカビで、日が当たらない古い木造家屋のような環境に発生します。

吸い込むことでアレルギー反応が起き、痰のからんだ咳がとまらなくなったり、発熱したり、夏風邪のような症状が何週間も続きます

●春から秋にかけて要注意! 死のウイルスを運ぶマダニに注意!

近年、全国各地で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)による死亡者が相次ぎました。SFTSは「マダニ」と呼ばれるダニが媒介する感染症です。マダニは主に森林や草地などの屋外に生息し、家庭内のダニとは種類が異なります。SFTSの致死率は高く、厚生労働省では注意を呼びかけています。

梅雨の後は野山でのアウトドアが楽しい夏がやってきますが、マダニによる感染を予防するには、夏でも肌の露出を控えるのが効果的とされています。万が一マダニにかまれた場合は、医療機関で診察を受けましょう。

紫外線対策を万全にする時期!

紫外線対策を万全にする時期! 湿度の高さもポイントに
7月の紫外線は「量」「強さ」ともにピークをむかえます。日焼け止めや、紫外線から肌を守る日中用アイテム、化粧下地、ファンデーションなどを上手に活用して万全な対策をしておきたいところ。
また、ジメジメ湿気とムワッとする「暑さ」もクセモノ。そのうえマスク着用が日常となっているため、マスク内の皮ふ温が上昇し、今まで以上に暑さやムレを感じやすく、さらに過剰な皮脂や汗でファンデーションが崩れやすい状態に。紫外線はあらゆる隙を狙って降り注いでいるので、しっかり化粧直しをすることが紫外線対策のひとつにも繋がります。そして「マスクをしているから日に焼けない!」と油断しているそこのあなた!マスク越しの日焼けも気を付けたいところ。徹底的に紫外線から肌をガードすることを習慣づけましょうね。

梅雨時に注意!「ヒゼンダニ」

梅雨時に注意したいのが「ヒゼンダニ」です。

このダニが皮膚に寄生すると、疥癬とよばれる皮膚病になります。

長時間、患者に直接ふれるとダニが移動し、人から人へ感染します。

お腹や胸、足、手などに「疥癬トンネル」といわれる赤いブツブツができ、激しいかゆみを伴います。

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎とは

高温・多湿の気候に加えて、紫外線の強い梅雨時から夏にかけては、肌のトラブルに気をつけたい時期です。外気に直接ふれる顔や頭皮は、とくに影響を受けやすく、炎症や湿疹が生じやすくなります。その1つが、脂漏性(しろうせい)皮膚炎です。
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い場所(鼻の周辺や頭皮など)を中心に起こる皮膚炎です。皮脂には本来、皮膚や髪の毛を保護し、潤す働きがあります。ところが、皮脂の分泌量が多すぎると吹き出物ができたり(ニキビ)、皮脂にふくまれる脂肪酸が酸化すると臭いを発したり(加齢臭)と、ちょっと厄介な面もあります。
脂漏性皮膚炎の場合は、炎症を起こして地肌が赤くなり、かゆみをともないます。皮膚が荒れてかさつき、細かく剥がれ落ちる状態になることも少なくありません。頭皮に症状が起こると、フケがたくさん出るようにもなります。
当初の症状が、ほかの皮膚炎(アレルギー性皮膚炎や刺激性皮膚炎)と似ているため、脂漏性皮膚炎とは知らないまま、かゆみなどに悩んでいる方はかなり多いと推定されています。もし、炎症による赤らみ、かゆみ、皮膚のかさつきをくり返す場合は、脂漏性皮膚炎を疑ってみてもいいでしょう。
脂漏性皮膚炎には、ほかの皮膚炎とは異なる大きな特徴があります。
それは原因が、カビの一種(真菌)だという点です。そのためきちんと治療しないと、慢性化したり、再発したりしやすいので、早めに適切な対策をとることが大切です。

きが(腋臭症)

きが(腋臭症)は、わきの汗の臭いやあるいは汗の量が多い症状です。

臭いや汗染みが気になると、職場や友人など周りの人と会う際にストレスに感じてしまうため、わきがの悩みを抱えている方も少なくありません。

原因

汗は「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」という2種類の汗腺から分泌されています。
種類があります。わきがは「アポクリン汗腺」から分泌された汗が、皮膚表面の細菌により分解されることで起こります。

一方多汗症は、さまざまな原因による交感神経の機能異常により、「エクリン汗腺」から必要以上の汗が分泌されてしまうことが原因です。

 

治療

制汗剤

発汗量や抗菌作用のある塩化アルミニウムを塗ったりすることで症状を軽くします。

ボトックス(重症腋窩多汗症のみ、保険適応になります)

発汗量や抗菌作用のある塩化アルミニウムを塗ったりすることで症状を軽くします。

水虫

水虫は白癬菌という真菌(カビ)の感染症で、病名としては足白癬といいます。水虫の正体はカビ

ですので高温多湿を好みます。したがって、梅雨時から夏にかけて多く発症あるいは増悪する傾向が

あります。


ではこの時期、水虫を予防するためにどのようなことに気をつけたらよいのでしょう。まず、蒸れ

ないようにし、毎日足を洗うことが第一です。また、家族に水虫の人がいる場合、トイレのスリッパ

や風呂の足ふきマットなどはその人専用のものを用意し、感染機会を減らす努力も大切です。

次に、水虫に感染したと思われる場合の対処法です。まず皮膚科を受診しましょう。皮膚科医は

足の皮を顕微鏡でみることにより、容易に白癬菌の有無を確認することが出来ます。水虫と思ってい

ても、汗疱(汗のかぶれのようなもの)や湿疹だったりすることはよくあり、誤った治療法で皮疹を

増悪させることもあります。素人判断は禁物です。皮膚科医にまかせてください。

水虫の治療法は外用が主体です。クリームを処方されたら毎日毎日塗り続けることが肝心です。

治ったと思っていても、後1ヶ月以上塗りましょう。塗り方としては、風呂上がりに塗るのが最も有

効です(角質がふやけているから)。石鹸でよく洗った洗った後、水気をしっかりふき取りクリーム

を塗ります。それでも良くならない場合は、もう一度皮膚科医に相談しましょう。

水虫を治療しないで放っておくと、どんどん悪化するばかりでなく、爪に感染することがあります。

爪の水虫(爪白癬)は非常に厄介な代物で、通常の外用だけでは治癒ぜず、内服薬の併用が必要です。

そうならないうちに治療することが大切です。

梅雨から夏にかけては、ベタついたりかゆみを感じるなど、肌が荒れがちです。

梅雨から夏にかけては、ベタついたりかゆみを感じるなど、肌が荒れがちです。

ベタついていても肌の内側は乾燥?

梅雨から夏にかけて、肌のコンディションが乱れる人は少なくないです

高い湿度の影響で、肌がベタついたり、ムレたりして調子が悪くなるのが、梅雨から夏にかけての肌の特徴です。今年の梅雨は、雨かと思えば晴れ間がのぞくような天候が繰り返し続いています。気圧の変動が激しいことが自律神経の乱れにつながり、体の調子を崩して肌のターンオーバーもうまくいかなくなることが多いのです

また、意外に思うかもしれませんが、これからの時期は乾燥肌を招く原因がたくさん潜んでいると言います。

夏場は汗をかく機会が増えますが、汗が蒸発するときに肌の潤いも一緒に蒸発して、より乾燥しやすくなってしまうのです。加えて、冷房を使っている部屋は乾燥しているので、汗をかいたまま放置しておくと、一見潤っているように見えても、一気に肌の乾燥は進んでしまいます

マスク生活の悪影響もあります。

マスクを長時間着けていると、ムレからかゆみを起こしたり、角質がふやけて毛穴がつまりやすくなります。マスクを外したとたんに水分が蒸発して、肌が乾燥してバリア機能が低下してしまうのです

ムレや皮脂によるベタつきに誤魔化され、肌の内側の“隠れ乾燥”に気づいていない人も多いかもしれません。

曇り空やマスク着用で油断して、UVケアを怠ってしまうのもよくありません。また、晴れたときに急に紫外線を浴びることで、肌がダメージを受けることもあります。赤みやブツブツ、ひりひり感など、日光皮膚炎を起こしている人も増えています。日光皮膚炎は、顔だけでなく腕や首にもみられます

山本メディカルセンター逗子駅前よりお知らせです

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7/16(土)医師変更のお知らせ

7/16(土)は
福本医師不在の為
豊原医師が午前午後ともに担当いたします

この虫刺されってどの種類の虫のもの?皮膚科の受診の目安って?

この虫刺されってどの種類の虫のもの?皮膚科の受診の目安って?

暖かい季節になると増えてくる虫刺され。とくに蚊による虫刺されは、夏の風物詩といっても過言ではないほど日常的なものです。そのため「虫刺されなんて、大したことない」と思っている人も多いのではないのでしょうか。けれども実は、虫刺されにはいろいろな種類があり、その症状もさまざまです。
そこで今回は、虫刺されの種類や皮膚科受診の目安についてお伝えします。

虫刺されの症状
虫刺され(虫刺症)とは、虫に刺されることで起こる皮膚炎の総称です。この名称には「刺す」という字が使われていますが、刺される以外にも、虫に血を吸われる、咬まれる、接触することによる皮膚炎も、虫刺されに含まれます。
代表的な症状は、痛み、赤み(発赤)、腫れ、かゆみ、水ぶくれなどです。このうち痛みは、虫に咬まれたり、刺されるという物理的な刺激によって生じたり、虫の唾液や毒などが皮膚内に注入される際に起こります。一方、赤みやかゆみ、腫れなどは、注入された唾液や毒に対して起こるアレルギー反応です。このアレルギー反応には、虫刺され直後にみられる「即時型反応」と、数日後に現れる「遅発型反応」とがあります。
さらに、虫の種類や刺された人の体質によっては、アレルギー反応によって気分が悪くなる、お腹が痛くなるなどの全身症状が現れることもありますし、もっとひどい場合には、意識障害やショック症状が起こることもあります。このように虫刺されは、時に恐ろしい症状を引き起こすこともあり、決して侮ることはできないものなのです。

虫刺され・帯状疱疹
虫刺され:原因になる虫って?
お伝えしたように、一般的な虫刺されは「虫に血を吸われること」「咬まれること」「刺されること」そして「虫に接触すること」が原因となります。具体的な虫の種類をご紹介します。

血を吸う:蚊、アブ、ブユ、ノミ、ダニ
刺す虫:ハチ
咬む:ムカデ
接触する:有毒の毛虫
虫刺されは、虫に刺される、血を吸われる、咬まれる、接触することなどによって起こる皮膚炎
代表的な症状は痛み、赤み、腫れ、かゆみ、水ぶくれなど
かゆみや腫れなどは、虫が注入する物質に対してのアレルギー反応である
虫に刺された直後に起こる即時型反応と、数日後に起こる遅発型反応がある
虫刺されは、時としてアナフィラキシーショックを起こすことがある
蚊の症状は、赤み、かゆみ、腫れで、年齢によって現れ方が異なる
ブヨは、刺されてから半日後くらいに症状が出始め、赤みやしこりがしばらく残ることもある
アブは、刺された直後に強い痛みが出て、時間を置いて腫れやかゆみがでてくる
ノミに刺されると、数日後に赤みやブツブツがでる
ダニは、室内ではイエダニ、屋外ではマダニなどに咬まれる可能性がある
ハチに刺されると、皮膚症状はすぐによくなるが、アナフィラキシーショックが起こることもあるので、要注意
ムカデは、痛みや腫れ、赤みなどの症状を引き起こすほか、アナフィラキシーショックの可能性もある
毛虫の中には針やとげに毒を有している種類がいて、これらにふれることで症状が現れる
虫刺されは、基本的には自然によくなることが多いが、刺された場所以外にも症状が出ている場合、全身症状が出ている場合、症状が改善しなかったり、悪化する場合には、皮膚科を受診すること
虫刺されは予防に取り組むことも重要です。

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