水イボ

水イボは、伝染性軟属腫と呼ばれるウィルスにより起きる、イボの一種です。
イボが破れてウィルスが飛び散り、身体の別の部分や他の人に伝染します。
3~15才くらいのお子様に出ることがほとんどで、春から秋にかけてよく見られます。

水イボの症状

胸やわきの下、肘、ひざなどに1~3mmくらいのできものが出ます。 大きいものだと1cmほどになることもあります。

イボの中には白いおからのような塊があり、この中にウィルスが入っています。
イボが広がったり他人にうつる原因になりますので、破かないように注意しましょう。

かゆみを感じることもまれにありますが、水イボはできものが出るということ以外ほとんど自覚症状はありません。
また、1つだけ出ることは少なく、数個から多い場合には数十個のイボが出る場合もあります。

水イボの治療

水イボに対しては、ウィルスを含んだイボを水イボ用ピンセットでつまんで取ってしまうのが基本です。
自然治癒のある病気ですので何もしないで様子をみるのもひとつの方法ですが、自然治癒は半年から5年くらいかかるといわれています。
特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎などで皮膚のバリア機能が低下していると水いぼに感染しやすく、また広がりやすい傾向があります。

水イボはお子さんに多い病気です。
痛みを軽減することも大切ですので、麻酔テープで痛みを軽減したり、塗り薬を塗るだけの治療法も導入しています。

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